節約ブログを8年書いている西野まどかです。元・食品メーカーの経理なので、何を買うときも電卓が手放せません。青汁もそうでした。最初は「どうせ毎日飲むなら1円でも安いほうがいい」と思い、スーパーで一番安い粉末をカゴに入れていました。きっかけは、夫の健康診断でちょっと数値が引っかかったこと。野菜不足を手軽に補えればと、深く考えずに値札だけで選んだんです。
ところが、その安い青汁は半年で飲まなくなりました。今は日本薬健の「金の青汁」に落ち着いています。1杯あたりの値段はむしろ上がったのに、家計的にはこっちのほうが正解でした。今日はその「値段の差の意味」を、家計簿の数字とあわせて正直に書きます。
まず値段だけを並べてみた
最初に、わが家で実際に試した2つを1杯あたりで比べます。青汁は形状によって値段がかなり変わります。粉末は1杯30〜40円、ドリンクは100〜200円、タブレットなら1粒3〜10円ほど。同じ「青汁」でも、ここまで開きがあります。
| 種類 | 1杯あたりの目安 | 1か月(毎日1杯) |
|---|---|---|
| スーパーの特売粉末 | 約20〜25円 | 約600〜750円 |
| 金の青汁(粉末) | 約30〜40円 | 約900〜1,200円 |
| タブレットタイプ | 1粒3〜10円 | 形状の中では最安級 |
数字だけ見れば、特売の粉末の圧勝です。月の差はだいたい300〜500円。経理時代の私なら、迷わず安いほうにマルをつけていました。
それでも安い青汁は続かなかった
問題は、続かなかったことです。理由ははっきりしていました。
- 味が薄くて青臭く、毎朝飲むのが地味につらい
- 何の野菜がどれだけ入っているのか、表示がざっくりで不安だった
- 結局は飲み残して捨てる日が増え、安いのに「ムダ」になっていた
ここで家計簿の出番です。特売粉末は月600円。でも実際は週の半分くらいしか飲めておらず、残りは流しに消えていました。つまり口に入った1杯あたりの単価は、計算上40円を軽く超えていたんです。安く「買えた」だけで、安く「飲めた」わけではなかった。コスパは買うときの値段ではなく、飲み切れたかどうかで決まる。ここでようやく気づきました。1杯20円の安心感より、毎日きちんと飲める30円のほうが、わが家の家計にはずっと優しかったわけです。
値段の差は「中身」と「続けやすさ」の差だった
飲み比べてわかったのは、高いほうにはちゃんと理由があるということです。金の青汁は原料の野菜の種類や栄養設計が明記されていて、味も毎日飲める範囲に整えてある。だから続く。続くから、はじめて野菜不足の対策になります。
そもそも厚生労働省は1日350gの野菜を目標に掲げていますが、e-ヘルスネットによると日本人の平均摂取量はおおむね250〜280g台にとどまり、目標の350gには届いていません。農林水産省も野菜摂取量が足りていない現状に注意を促しています。毎日の食事だけで350gをそろえるのは、共働きのわが家にはなかなか難しい。足りない分をムリなく埋めるための1杯なら、数十円の差は「高い」ではなく「続けるための必要経費」。私は今そう考えています。
実際、金の青汁に替えてからは1年以上、ほぼ毎朝続いています。味が飲みやすいと、不思議とサボらなくなるんです。飲み残して捨てる量がほぼゼロになったぶん、口に入る1杯あたりの実質単価は、あの特売粉末より下がりました。値段の高い商品のほうが、結果的に安く飲めている。最初は意外でしたが、家計簿で計算するとはっきりそうでした。
じゃあ、何を基準に選べばいいか
一度失敗した私が、今は次の3つで選んでいます。
- 毎朝ムリなく飲み切れる味かどうか
- 何の野菜がどれだけ入っているか、中身が明記されているか
- 1杯の値札ではなく、1か月の総額と飲み切れる量で考える
家族で飲むなら、続く味かどうかはさらに大事です。誰かが途中で飲まなくなると、その人のぶんはまるごとムダになりますから。
形状ごとの1杯あたりの費用は、商品によってかなり幅があります。粉末・タブレット・冷凍などを横並びで見たい人には、青汁のコスパを形状別に整理したランキングが比べやすかったです。安さの順位だけでなく、味や続けやすさまで一緒に見ておくと、自分の生活で本当に続く形が見つかります。
まとめ
安い青汁が悪いわけではありません。きちんと飲み切れる人には、それが一番のコスパです。ただ私のように「安さを理由に買って、結局続かない」タイプは、少し値段が上がっても続けやすい1本を選んだほうが、結果的に家計のムダは減りました。健康のための出費こそ、続かなければ全部ムダになる。家計簿を8年つけてきた私の、いまの実感です。
値段だけで決めず、1か月飲み切れるかまで含めて計算する。これが、飲み比べて私がたどり着いた答えです。
